先月美容院で、たくさん梳いてもらったばかりなのに‥
美容院で仕上げてもらうといいんだけど、自分で毎日やるとうまくいかないな‥
今この記事を見ている人は、こう言う風に思ったことがあるのではないでしょうか?
髪の毛の量が多くて、ボリュームが出てしまうから、量を減らせばボリュームダウンするだろう‥
そう考えるのは普通なのかもしれません。たしかに、量を減らせば、ボリュームはダウンします。しかし、減らし方によっては、逆にボリュームが出てしまうことがあります。
なぜ、梳いて髪の毛の量を減らしたのに、逆にボリュームが出てしまうのだろうか。
本来ボリュームを抑えたいから、梳いて髪の毛の量を減らしたのに、どうしてボリュームが出てしまうのか。
その悩みを解決します。
この記事を書いている僕は、8年間美容師をやってきて、月に170人以上サロンワークで、お客さんの悩みを、聞いて来ました。そして、その悩みを解決するためにいろんなことを提案して解決してきました。
ではまず、ボリュームが出て膨らんでしまう原因を、3つのポイントに絞って説明していきます。
そして、どうしたらその問題が解決するかも説明していきます。
- 髪の毛が多い
- 癖毛
- 乾燥
髪の毛が多い
これはまず、そもそも髪の毛の量が多いパターンです。さらに髪が硬いと、よりボリュームが出やすくなります。若い人や、男性の人に多い傾向があります。
対策
基本的には全体的に梳いても大丈夫。しかし、表面の部分(主にハチから上)を根元から梳きすぎると、根元に短い毛ができて、髪の毛をおしだし、逆にふくらんでしまいます。ですから、根元から髪の毛を梳くのはやめましょう。しかし、髪の毛の量が多い人は中っ側であれば、多少は梳いてもいいと思いますので、そこは、美容師さんにしっかり見極めてもらいましょう。
癖毛
癖毛の方は基本的に、広がってボリュームが出やすくなります。
一言で癖毛と言っても、パーマのようなウェーブがかった癖から、あまりウェーブは出ないけど、少しうねって広がってしまう癖まで、いろんな癖があります。また、頭の骨格によってボリュームの出方も違うので、総合的に判断する必要があります。
対策
ポイントは3つです
ストレートや、縮毛矯正ををかける←一番オススメ
うねりなどで膨らむ髪の毛をまっすぐにしてあげればその分ボリュームも抑えられます。また、癖毛の人は、髪の毛一本一本が膨張してることが多いので、その膨張をストレートで減らすことで、ボリュームを抑えられます。
長くするか、短くする
中途半端な長さが一番扱いが難しいと思います。
長ければ結んでまとめることができますし、短いと少し濡らして、ドライヤーで乾かしてあげれば大体抑えられると思います。
ストレートアイロンで癖を抑える
ストレートアイロンをかけてあげると、熱により、真っ直ぐになり、ボリュームを抑えれます。ただし、一度濡れるとまた癖が出て来ますので、毎日やる手間がでてきます。さらに、毎日すると熱によるダメージが蓄積されるので、手間や、ダメージをさせたくない人はあまりおすすめしません。もし、毎日ストレートアイロンをかけるのでしたら、温度を160度以下にする、トリートメントをしっかりしてあげるなどのケアをしっかりすると良いでしょう。
乾燥
髪の毛は乾燥するとふくらみ、広がって来て、ボリュームが出ます。乾燥は主に、髪質、冬の時期、ダメージなどが原因で起きます。
対策
保湿をしてあげることが大切です。髪の毛の中の水分、油分が無くなってしまうと乾燥してしまいます。
保湿には、シャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントなどのヘアケアをしっかりやるのがベストです。
多少高いかもしれませんが、美容室にあるものを使うのをおすすめします。髪質や、質感の好みにより、あなたに合うものが変わって来ますので、担当美容師さんと相談して決めると良いと思います。長い目で見ると、絶対市販のものよりいいです。
まとめ
癖毛で髪の毛のボリュームを抑えたいのであれば、梳いて量を減らすのではなく、ストレートをかけることが一番簡単で、日々の生活は楽になります。ただし、髪の毛のダメージ具合によってはストレート施術が難しい場合があるので、日々のヘアケアがものすごく大事になります。
そして、髪の毛の水分や、油分が足りなくて、乾燥している人は、トリートメントなどのヘアケアを特にしっかりやるといいでしょう。