この記事を見ている人は、このような経験があったのではないでしょうか?せっかく美容院で綺麗にしてもらった、お気に入りのカラーの色も、すぐに色落ちしてしまっては、なんだか気分がどんよりしてしまいますよね?
なぜ、このようにすぐに、カラーの色落ちが起きてしまうのか?
そのような疑問にお答えしていきます。
この記事を書いている僕は、8年間美容師をやってきて、月に170人以上サロンワークで、お客さんの悩みを、聞いて来ました。そして、その悩みを解決するためにいろんなことを提案して解決してきました。
今回は、綺麗にカラーをしたのにすぐに色落ちが起きてしまう原因3つと、その対策方法について、お話ししていきます。
綺麗にカラーをしたのにすぐに色落ちが起きてしまう原因3つ
- ドライヤー、アイロンの熱や紫外線による色落ち
- ダメージをしすぎている
- 普段自分で使っているシャンプーの洗浄成分が強い
ドライヤー、アイロンの熱や紫外線による色落ち
まず、髪の毛は熱に弱いです。ドライヤーをかけるときに、同じところに熱を当てすぎたり、長い時間やりすぎると色落ちの原因になりますし、パサパサして乾燥してしまいます。また、紫外線を多く受けることにより、髪の毛の中の色素が分解されて、色落ちの原因になります。
対策
ダメージをしすぎている
髪の毛の特徴として、ダメージをすればするほど色が入りやすくなり、抜けやすくなります。アッシュ系なのか赤系なのかでも、色が落ちる速さも変わります。アッシュ系の方が、色は抜けやすいです。
ダメージの原因は一つではなく様々です。大体な人に当てはまる例をいくつかあげます。
・アイロンを使うことが多く、温度設定が180度以上
・ドライヤーのかけすぎ(熱によるダメージ)
・寝る時に髪の毛が濡れた状態で寝る
・髪の毛をくしでとかす時に無理やりひっぱったり、ガシガシ乱暴に扱う
などなど他にも様々な原因がありますが、
これらの5つのことだけでも毎日気をつけると
髪の毛の状態もよくなっていきます。
対策
・アイロンのアンドは150度くらいがベスト。
・ドライヤーをかける時は後ろの根本から風をあてて、最後に毛先を乾かす
・髪の毛は乾かしてから寝る
・くしで髪の毛を溶かす時は毛先から優しくとかしてあげる
普段自分で使っているシャンプーの洗浄成分が強い
シャンプーは市販のものから美容院専売品のものまでたくさんありますが、基本的に市販で売られているシャンプーは洗浄力がものすごく強いので、髪の毛の必要な油分まで洗い流してしまいます。そのため、手触りがよくなるように、コーティング材がたくさん入っているので、洗い上がりはサラサラに感じます。しかし油分と一緒に髪の毛の中の色素も流してしまいますので、色落ちはしていきます。
対策
・トリートメントをいいものにするよりシャンプーをいいものにした方が長い目で見ると良い