タイトルにもあったと思うんですが、本当に毎日シャンプーするより、湯シャンがいいのか?
この記事を見ているあなたは気になりますよね?
今日は
- 湯シャンの効果
- 湯シャンのやり方
- 湯シャンが向いている人
- 湯シャンが向いていない人
についてわかりやすく解説していきたいと思います。
といってもそもそも湯シャンって何?
と思った人もいると思います。
湯シャンっていうのは、シャンプー剤を使わずに髪の毛を洗うことです。
・・・えっ、シャンプー使わないの?
って思いますよね?
そうなんです。
湯シャンはシャンプーを一切使いません。
お湯のみです。
湯シャンとは何かについてわかってもらったとおもうので、次に湯シャンの効果についてお話ししていきます。
①湯シャンの効果
そもそも頭の7〜8割の汚れはお湯だけで落とせます。
湯シャンをすることで、洗いすぎを防いで、頭皮を自然な状態にして人間が本来持っている力により、必要な皮脂だけを分泌して髪や頭皮のトラブルを防げます。
何故湯シャンで洗うのか?
それは頭皮のトラブルの原因は、シャンプー剤のすすぎ残しによるものが多いからです。
シャンプーのすすぎ残しによるトラブルを例に挙げると
- 地肌や髪のべたつき
- 嫌な臭い
- かゆみ
- かぶれ
- 湿疹
- 抜け毛
- 薄毛
多くの人が使っている市販のシャンプーは、当然ですが化学物質でできています。
そしてその化学物質の中には、強い洗浄力が入っているものがあります。
その洗浄成分が、必要以上の皮脂を洗い流してしまうことによって、頭皮が乾燥してしまいます。
頭皮が乾燥すると、頭皮は乾燥しないようにするために、皮脂を出そうとします。
しかし、洗浄成分が強すぎたり、もともと頭皮が乾燥しやすい人は、乾燥によって、頭皮の皮脂が必要以上に分泌されてしまいます。
そうすると、地肌や髪のべたつき、嫌な臭い、頭皮のかゆみ、かぶれ、赤みが出て湿疹が起きてしまうことがあります。
なのでシャンプー剤を使わずに、お湯だけで髪を洗う湯シャンをすることによってこういったトラブルを防ぐことができるということなのです。
フケとかに悩んでる方も、この湯シャンで解決できる場合があります。
②湯シャンのやり方
甘い!
そういう問題ではないです。
まず湯シャンをする前に大事なことは、最初に必ず髪の毛をブラッシングしてください。
これは本当に重要です。
皆さん1日中お仕事してたり遊びに行ったりして、外に出てることが多いと思います。しかしたった1日とはいえ、頭皮に必要以上の皮脂が出ていたり、髪の毛に汚れやホコリがついているはずです。
なのでブラッシングである程度、汚れを落とすことがとても大事になります。
ブラシで落とせる汚れは、最初に落としておきましょう。
髪の毛の絡まりをブラッシングでほぐしておけば、湯シャンもやりやすくなるので、ブラッシングは必ずやっていきましょう。
ブラッシングのポイントは、
頭皮から毛先に向かってガガガッとやるのはやめてください。
頭皮に負担がかかるし、切れ毛の原因になります。
そして頭皮の部分に力を入れてブラッシングしてしまうと頭皮に傷がついてしまうので優しく丁寧にブラッシングして行ってください。
ブラッシングする時に、髪の毛絡が絡まることもありますよね?
そんな時は必ず毛先から徐々に徐々に頭頂部に向かって毛先の絡まりを解いていてください。
毛先から順番に絡まりを解いていくことによって、引っかかりも少なくやさしくブラッシングをすることができます。
ブラシの毛先先端が丸くなっているものが、頭皮にも優しくておすすめです。
ブラッシングするところまで出来たらお湯で流していきます。
お湯の温度なんですけど、熱すぎると頭皮に負担をかけてしまうので、お湯の温度は35°から38°ぐらい熱すぎないぬるめの温度で調節していてください。
地肌を洗うっていうのを意識しながらやって行ってください。
頭皮全体を揉むように洗いましょう。
爪を立ててゴシゴシ洗うのではなくて、指の腹で洗います。
柔らかい部分と指の腹を使ってやさしくマッサージするようにもみ洗いしてください。
頭頂部とか頭皮の中心はしっかりと洗えると思うんですけど、意外と洗えていない部分があります。
それは顔周りだったり、もみあげ耳の裏だったり首あたりの部分です。
この部分は洗い残しをすごくしやすいです。
なので顔周り、もみあげ、耳裏、ここは意識して洗うようにしてください。
ここまでできたら終わりです。
手順は普通のシャンプーよりも簡単だと思います。
湯シャンができたら、タオルで水気をしっかりとり、すぐに乾かして下さい。
自然乾燥は絶対に NG です。
湯シャンでも普通のシャンプーでも両方に言える事なんですけど、濡れた髪は一番デリケートな状態です。
髪のダメージにつながるし、すごく敏感で傷みやすいので必ず早めに乾かしてください。
こんな感じはダメですよ?
丁寧に上から下に向かって乾かしてください。
濡れた状態のまま放置しておくと、濡れた雑巾を頭においているのと一緒で、
濡れた雑巾って放置しておくとどうなるか分かりますか?
そうです、臭くなりますよね?
それが頭皮の上で起こってるのと同じになります。
雑菌が繁殖してしまって嫌な臭いの原因にもなります。
半乾きのまま寝てしまうと、枕にも菌がついて繁殖してしまいます。
なのでドライヤーは早めにやっていくようにしてください。
こちらの記事もドライヤーについての記事になっています
↓
手順のまとめ
- 毛先から丁寧にブラッシングをする
- 35~38°くらいのぬるま湯でしっかり流す。
- お風呂から出たらタオルで優しく水気を取り、ドライヤーで丁寧に乾かす
湯シャンが向いている方
それは、アトピーや乾燥肌の方として普通のシャンプーだけではどうしても痒くなったり、荒れてしまう程の敏感肌のかた。
その方は湯シャンがとっても向いてます。
もともと乾燥肌の人というのは皮脂が少ないのでお湯だけで全然おとすことができます。
湯シャンに向いていない方
それは普段毎日ワックスやスプレーなどのスタイリング剤をつけている方。
工場勤務や、飲食店の厨房で働いている方など、油が近くにある状態で、
やっぱりどうしてもスタイリング剤はシャンプーじゃないと落とせないです。
いきなり湯シャンに変えるって言うのは不安があると思います。
毎日シャンプー使って洗っていたのに、急にお湯だけに変更って結構怖いですよね?
匂い大丈夫かな?周りの人を不快にさせてないかな?とか本当に汚れて落ちてるのかな?とか不安がありますよね?
やっぱり急に湯シャンに変えることによって、髪や頭皮の状態も変わってくるので、違和感は多少はあると思います。
なので徐々にシャンプーを使う日を減らしていって、今日はシャンプー、明日もシャンプー、次は湯シャン、そして徐々に徐々に湯シャンの数を多くしていくのが一番スムーズに違和感なく変えていけるんじゃないかなと思います。
週に1回、週に2回ぐらい湯シャンにして、徐々に徐々に増やしていきましょう。
まとめ
そして絶対に効果が得られるとは言い切れません。
また、正しい手順を踏まないと逆効果になってしまう可能性もあります。
なので、これから湯シャンをやろうかなって考えてる方は是非、今お話しした手順だったり、正しいやり方をきちんと守ってやってみてください。